ADHDの僕が、Googleカレンダーの予定に「(済)」と書き続ける理由。

仕事の仕組み化

「今日、自分は何をしたんだろう……」

ADHD特有の脳内多動のせいか、一日中動き回っていたはずなのに、夜になると虚無感に襲われることがよくありました。

タスクに追われ、パニックになり、結局何が完了したのかも分からない。

そんな「やりっぱなし」の毎日を変えてくれたのは、Googleカレンダーへの、ある小さな「儀式」でした。

それは、終わった予定のタイトルに「(済)」と一言付け加えるだけの習慣です。

なぜ、たったこれだけのことが、障害者手帳を持ちながら管理職として働き、2,400万円の資産を築く土台になったのか。その理由をお話しします。

「できたこと」を視覚的に自分に証明する

ADHDの傾向があると、どうしても「できなかったこと」ばかりに目が向きがちです。

以前の私は、予定が過ぎ去るのをただ眺めているだけでした。

しかし、今は終わった瞬間にカレンダーを開き、タイトルの先頭に「(済)」と打ち込みます。

  • 10:00 会議 → (済)10:00 会議
  • 13:00 資料作成 → (済)13:00 資料作成

夕方、カレンダーを見返した時、そこには「(済)」が並んでいます。「ああ、自分はこれだけのことを成し遂げたんだ」という視覚的な証拠が、何よりの自信になります。この小さな達成感の積み重ねが、うつ病から復職した僕の心を支えてくれました。

「やったっけ?」という脳のバグを防ぐ

「あれ、あのメール返したっけ?」「リマインド設定したっけ?」 一度気になりだすと、確認作業だけで数十分を費やしてしまう。

これも僕たちの「脳の特性」かもしれません。

でも、カレンダーに(済)が入っていれば、それが「完了の判子」になります。

「(済)になっているから、もう考えなくていい」。

そう自分に許可を出せるようになり、脳のワーキングメモリに余白が生まれました。

この余白こそが、次の仕事や投資の判断に必要な「集中力」の源泉になります。

予定は「こなすもの」から「育てるもの」へ

地方に移住し、育休を経験する中で、時間は有限であることを痛感しました。

カレンダーに(済)を入れていくと、自分が何にどれだけの時間を使い、何に価値を感じているのかが浮き彫りになります。

(済)が増えていく喜びを知ると、不思議と「無駄な予定」を入れたくなくなります。

「これは本当に(済)をつけたい大切な時間か?」 そう自問自答する習慣が、結果として、自分を大切にする「仕組み化」へと繋がっていきました。

終わりに:自分を褒める仕組みを持とう

僕にとってGoogleカレンダーは、単なるスケジュール管理ツールではありません。

「今日も一日、よく頑張ったね」と自分を労うための、セルフコンパッション(自分への慈しみ)の道具です。

もし、毎日が忙しすぎて自分がすり減っていると感じるなら、ぜひ一度、終わった予定に「(済)」とつけてみてください。

その一言が、あなたを責める「完璧主義」から解放し、心豊かな「仕組み化ライフ」への第一歩になるはずです。

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